Meta広告 広告ライブラリの競合調査活用法

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新規サービス立ち上げ時の集客や、Meta広告の改善施策検討の際に競合調査を実施してすることは必須です。

その際にリスティング面で検索して競合を調べて情報をまとめるのと同じぐらい競合他社のクリエイティブ訴求の分析は重要です。

ですが、クリエイティブの表示を狙ったタイミングで自身のデバイスに表示させるのはやや困難。

そんなときに活用できるのが、Meta社が無料で提供している【広告ライブラリ】です。

競合他社が出稿しているクリエイティブや情報が一目で確認することができます。

今回は、そんな広告ライブラリに関して説明いたします。

 

■広告ライブラリの概要

広告ライブラリは、Meta社が提供している広告配信面に出稿されているすべての広告を、単語や広告主の名前で検索することができるサービスです。

調査したい特定の企業がなかった場合、例えば【E-ラーニング】と検索すると、【E−ラーニング】関連で出稿されている広告をひとまとめで確認することができるため、市場全体の訴求傾向やクリエイティブの特徴を掴むことができます。

 

■広告ライブラリで見るべき指標

広告ライブラリで競合他社が出稿しているクリエイティブや訴求が確認できるのは理解したけど、結局どの情報を見たらいいのか迷いますよね。

まずは知るべき情報を簡単に確認しましょう。

 

▼広告の掲載開始日を確認してクリエイティブの鮮度を確かめる

広告の訴求や流行の移り変わりはとても激しく、インプレッション数の多い商材ではすぐにフリークエンシーが高まり、クリエイティブの摩耗が激しくなり同じ訴求ばかりしているとユーザーに飽きられてしまいます。

そのため、まずは掲載日を確認し直近入稿されたものなのか、それとも古いものなのかを確認しましょう。

 

▼広告クリエイティブで流行りを見極める

広告ライブラリを日々確認していると複数の競合他社が似たようなクリエイティブが出稿されているのを見ることが多々あります。

それは業界全体としての訴求傾向や流行りが反映されている可能性が高く、まだ自社で作成していなければ類似クリエイティブを作成してみましょう。

 

▼配信されたプラットフォームを確認し、ユーザー需要を測りましょう。

Metaの広告配信面は複数用意されており、それぞれに対してユーザー傾向というのは異なってきます。

そのため、競合他社が広告を掲載しているプラットフォームを確認し、自社が定めているユーザー層と乖離がないか、適切な面に広告を配信できているかなど改めて確認してみましょう。

 

▼広告の遷移先

クリエイティブの内容と広告の遷移先の関連性は非常に重要です。

クリエイティブで受ける印象と遷移先の情報に違いが大きい場合、ユーザーは疑心暗鬼になり離脱してしまいます。

クリエイティブの内容を工夫するのか、遷移先を変更するのか打ち手は様々です。

競合がどの様に調整しているのか把握しておきましょう。

 

まとめ

広告ライブラリを活用することで、競合他社の広告戦略を詳細に把握し、自社のMeta広告の改善に役立てることができます。広告の掲載開始日を確認して鮮度を保ち、業界の流行を掴み、適切なプラットフォームで配信されているかをチェックし、クリエイティブと遷移先の関連性を検討することで、より効果的な広告運用が可能になります。これらの指標を定期的に見直し、自社の広告戦略に反映させることで、競争力を高めましょう。